2011年 06月 22日 ( 1 )
孤独をやっつけろ(1)
すこし、ある女性の話をさせていただきます。

彼女は、故郷から単身、仕事のために見知らぬ土地へと渡ってきました。
ふるさとの職場をやめてきたので、戻る場所はありません。
最初のうちは、希望がいっぱいでした。
職場で仲間もできて、仕事のほうはなんとか進んでいきました。
なんとか自力で生活していけるようなめどがついてきました。

ところが、彼女にはどうしてもつらく感じることがありました。
休日と、休暇の孤独感です。
仕事のある日は、仕事に没頭できましたが、
休みの日ともなると・・・、

たった一人、家にいてテレビを見たり、ネットしていても、
時間はたっていくけど、さびしい気持ちは埋められない。

だからといって、家を飛び出して、一人ドライブして遠くの町を訪れても、
そこで食べるごはんも一人。宿でもひとり。
レストランで、周りが家族連れや恋人同士の会話が楽しく盛り上がっている中、
たったひとりでメニューをみて、オーダーし、料理が来るのを待っている間、
なんと手持ちぶさたなことか。
食事をたった一人で取る時、どんなにおいしくても感想をいう相手もいない。
ドライブしながら歌をうたってみても、なんだか楽しくない。

そんな彼女が唯一こころおだやかに歩けるのが、自然公園の森の中でした。
少なくとも月1度は、8時間高速を運転してお気に入りの深い深い森の中へ。
そこを歩いていると、なんだか心が癒されるのでした。
また、自分の好きなクラシックのコンサートにでかけるのも、
すこしはつらい感情をやわらげてくれました。
コンサートはせいぜい2時間。それでも、しばらくは浮き立った気持ちでいれました。
たったそれだけで、彼女は長い長い時間を乗り切ろうとしていました。

それでも、苦しい孤独の日々は続きました。
自分の育ったふるさとではない、見知らぬ土地で。
人々は知らない人ばかりで、まったく異文化の中、
いくら聞いても聞きなれない言葉を話しています。
自分はふるさとの言葉のように自分の気持ちをうまく伝えることすらできない。
悲しい気持ちを何度も味わって、家に帰れば孤独にさいなまれ、
気持ちの行き場がありませんでした。
その苦しみはまるで永遠に続くかのようでした。
特に、毎年年末年始のシーズンになると、深い孤独をいやがおうでも味合わされました。
クリスマスに飾られた、美しい電飾が、雪の中できらめく季節は、
彼女にとって、一番つらい季節でありました。(つづく)

読んでくださって、ありがとうございます。
今日は夏至ですね。どんな一日をお過ごしになりましたか?
明日から、本格的な夏へと入っていきますね。

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本葉についた水滴たちが美しいです。

きれいな水分を乾いた体に流しこんで、すがすがしく毎日をすごしたいです。
明日もみなさんにとって、佳い一日となりますよう。

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by finnerake | 2011-06-22 21:09


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